営業時間
全日 10:30~21:30
チケット窓口 10:30~20:40
ショップ 10:30~20:40
カフェ 10:30~20:40
※各作品については上映スケジュールをご確認ください。
※上映時間は季節により変更する場合があります。
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特別プログラム
自由に出入りできるラウンジやBar営業など、これまでにないスタイルの楽しみ方を提供するプラネタリウム作品。
上演期間
上演期間
鑑賞を希望される公演当日の【9時00分まで】購入可能です
※2024年9月7日(土)10時00分より、全公演のオンラインチケットの購入が可能です
※オンライン販売は電子チケットシステム「ticket board」を通じて販売いたします。「ticket board」をご利用いただくために会員登録(無料)が必要です
※本公演は障がい者割引を含む、全館共通鑑賞引換券、各種割引券/クーポンの対象外です
※予定枚数に達し次第受付を終了します
鑑賞を希望される公演当日の【10時30分】~公演開始時刻【14時15分】まで購入可能です
※コニカミノルタプラネタリアTOKYO券売窓口(有楽町マリオン9階)で販売します
※オンラインで予定枚数に達した場合当日チケットの販売はありません
※本公演は、全館共通鑑賞引換券、割引券、各種クーポンの対象外です
※予定枚数に達し次第受付を終了します
・本公演は整理番号順の全席自由席です。
・整理番号の若い【オンライン購入のお客様】よりご入場いただき、続いて整理番号の若い【窓口購入のお客様】の順にご入場いただきます。
・整理番号は購入順で割り振られます。
本公演はプラネタリウムでクラシックの生演奏を楽しむプラネタリウムコンサートです。
曲目のテーマは“宇宙を旅するクラシック”。宇宙開発が本格的に進んでいく中で、数多くの探査機や宇宙飛行士たちと共に実は沢山の音楽もまた宇宙へ旅立っています。初めて宇宙で流れたとされる『田園/ベートーヴェン』、探査機ボイジャー1号2号に搭載されたゴールデンレコードに収録の『運命/ベートーヴェン』や『コンドルは飛んでいく』、2021年に野口聡一宇宙飛行士が国際宇宙ステーションで演奏した『別れの曲/ショパン』といった誰もが知るクラシックの名曲たちをお届けします。
さらに初めて月面で流れた『Fly Me to the Moon』の特別演奏も決定。原曲に忠実ながらも弦楽ならではのアレンジをお楽しみください。
本公演では2本のヴァイオリン、ヴィオラ、コントラバスから成る特別な弦楽四重奏、KokonQuartet(渡邉紘STRINGS)が演奏を担当します。一般的な弦楽四重奏とは異なりコントラバスを起用することで、低音から高音の広い帯域が必要なピアノ曲や、音圧が必要なオーケストラ曲を本公演ならではの弦楽アレンジで再現します。
また、プラネタリウムでしか味わうことができない全天周映像により、まるで宇宙空間を旅するような非日常の映像体験をお楽しみいただけます。
目と耳で楽しむ“宇宙を旅するクラシック“の演奏会をぜひプラネタリウムで。
演奏曲
・「魔笛」から「復讐の炎は地獄のように我が心に燃え」(夜の女王のアリア) / モーツァルト
・交響曲第5番「運命」第1楽章/ ベートーヴェン
・交響曲第6番「田園」第1楽章/ ベートーヴェン
・コンドルは飛んでいく / ダニエル・アロミア・ロブレス
・エチュード第3番ホ長調「別れの曲」 / ショパン
・Fly Me to the Moon / フランク・シナトラ(原作:バート・ハワード)
他、全11曲を演奏予定
本公演で演奏される名曲たちの中で、探査機ボイジャー1号2号に搭載されたゴールデンレコードに収録された楽曲に関して日本人で唯一、「平均律クラヴィーア曲集」を提案した理学博士・佐治晴夫氏より、本公演にご来場される皆様へメッセージを頂戴しましたのでご紹介いたします。ぜひご覧ください。
1977年に打ち上げられた2機のボイジャー探査機に搭載されたレコードで、地球の生命や文化の存在を伝える音や画像が収められており、地球外知的生命体や未来の人類が見つけて解読することを期待している。115枚の画像と波、風、雷、鳥や鯨など動物の鳴き声などの多くの自然音、さらに様々な文化や時代の音楽、55種類の言語のあいさつなどが収録されている。
「宇宙は、数学という言葉で書かれている」というガリレオ・ガリレイの有名な言葉を俟つまでもなく、私たちは数学の言葉で宇宙を理解しています。その一方で、音楽は音の芸術であり、音は、媒体の振動によって発せられる現象ですから、音階、和声、倍音などすべてが物理的現象であり、数学の対象になります。つまり、宇宙も音楽も、数学の言葉を介して理解されているということです。しかし、数学は理性に訴えるものであり、音楽は感性に訴えるものですから、同一視はできません。にもかかわらず、人間は、惑星系の公転周期の数系列を、音の倍音列になぞらえたり、ボイジャーが聴いた宇宙電波を、可聴領域に移して音楽として聴いたりしています。その背景には、宇宙のカケラとしての人間の認知機能にも、宇宙の根源的性質としての“ゆらぎ”が投影されているからであり、その事実こそが、宇宙と音楽が人間にとっての究極の癒しになりうることを物語っているのでしょう。
バッハは、平均律クラヴィア第1巻、第2巻の中で、音階として可能な全部で24の調性をもつ楽曲からなる作品を残しています。そのなかの第1巻、1番は、ハ長調の5声部からなる作品ですが、全体が宇宙の根源的性質としての“ゆらぎ”構造(フラクタル)をしており、しかもバスの音の進行が、自然風にあおられながら重力によって落下する落ち葉の“ゆらぎ”そのものであることから、地球の自然を語る絶好例であると考え、ゴールデンレコードへの収録を進言、しかし、実際には、第2巻の1番だったことを後で知りました。ともあれ、NASAがバッハの作品に関心を示していたことは、収録された32曲のうち、3曲がバッハであることから窺い知ることができます。
古今東西、全世界の人々に、分け隔てなく同じ姿を見せてくれるのは、星空でしょう。その一方で、音楽には、国や言語、時代を超えて人々を結びつける力があります。つまり、全世界の人類に共通する舞台は、星空の下であり、音楽は世界の共通言語です。その意味からすれば、星空の下で音楽を聴くことは、間違いなく世界平和への第一歩になるでしょう。思い返せば、今から82年前、太平洋戦争のさなか、東京初空襲の直後、宮澤賢治に傾倒していた当時のクラス担任の先生に引率されて、はじめてプラネタリウムと出会ったのがここ有楽町にあった東日天文館でした。これからも、プラネタリウムと音楽が、平和へのゲートウェイであり続けてほしいものです。
1935年、東京生まれ。理学博士(理論物理学)。東京大学、松下電器東京研究所などでの研究生活の後、玉川大学教授、県立宮城大学教授、鈴鹿短期大学学長など歴任、無からの宇宙創生に関わる“ゆらぎ”の理論研究、さらに宇宙研究の成果を平和教育の一環として位置づけるリベラルアーツ教育の実践などで知られる。現在、北海道・美宙天文台台長、大阪音楽大学客員教授、日本文藝家協会所属。
著書は「マンガで読む14歳のための現代物理学と般若心経」(春秋社)、『続・宇宙のカケラ』(朝日新聞出版)など90冊。
渡邉紘STRINGS(Ale Art Office株式会社)主要メンバーにより構成される、2本のヴァイオリン、ヴィオラ、コントラバスによる弦楽四重奏。絵本の読み聞かせとともに演奏をする『音物語』を主催し好評を博す。
本来、弦楽四重奏の低音域はチェロによって構成されるが、本カルテットはチェロよりもさらに低い音域を持つコントラバスを起用し、より深い世界観の表現に取り組んでいる。
Kokonはドイツ語で繭を、日本語で古今を表している。
【オフィシャルサイト】
https://www.watanabe-kostrings.com/kokon-quartet
鑑賞を希望される公演当日の【9時00分まで】購入可能です
※2024年9月7日(土)10時00分より、全公演のオンラインチケットの購入が可能です
※オンライン販売は電子チケットシステム「ticket board」を通じて販売いたします。「ticket board」をご利用いただくために会員登録(無料)が必要です
※本公演は障がい者割引を含む、全館共通鑑賞引換券、各種割引券/クーポンの対象外です
※予定枚数に達し次第受付を終了します
鑑賞を希望される公演当日の【10時30分】~公演開始時刻【14時15分】まで購入可能です
※コニカミノルタプラネタリアTOKYO券売窓口(有楽町マリオン9階)で販売します
※オンラインで予定枚数に達した場合当日チケットの販売はありません
※本公演は、全館共通鑑賞引換券、割引券、各種クーポンの対象外です
※予定枚数に達し次第受付を終了します